「飲食店経営」の4月号が出たので
その内容をもとに四方山話をしていきたいと思う。
今回の主な内容は、
「厨房から飲食店の在り方が変わるー厨房DXの可能性とは」
「稼げるドリンクの新常識ーモクテルの提案方法」
となっている。
気なったところとして、以下の3つについて書いていくぅ⤴️
- シコメル
- ど冷えもんGO
- 香港人気NO.1ヌードルチェーンの日本上陸
モクテルに関しては投資とはかけ離れた内容なので特に触れないでおこう。
仕込み代行サービス「シコメル」
シコメルは「1店舗から持てるセントラルキッチン。」をコンセプトに飲食店の「仕込み」を代行しているサービス。
運営しているのは株式会社シコメルフードテックという会社だ。
主なサービスとしては、店舗からレシピを渡してシコメルと提携している食品工場で生産したものを「仕込み済み商品」として同社から仕入れる事ができる。といった内容だ。
さらに驚くことに他の飲食店の「仕込み済み商品」も購入することも可能なのだ。
仕込みの外注化はすごく興味もあり魅力的に感じるが、
他社オリジナルの「仕込み済み商品」の売買には少し違和感を感じてしまう。
昭和の人間だからか「店の味」を他店に売ることは考えられない。逆もまた然りだ。
私個人のビジネス感覚だが「オリジナリティ」がない商品は資本主義のマーケットにおいて「死」を意味すると思っている。
仕込み商品を売る側(レシピ元)はメリットは大きいと思う。売れれば利益も得られるだろう。
しかし仕込み商品購入側の「有名店のレシピで仕込まれた商品を調理して提供する事(店)に価値があるか?」という面で大きく引っかかる。
例えば超有名ピザ職人のレシピで仕込まれたピザを冷凍で仕入れたとする。
そして店でオーブンで焼き「有名ピザ職人のピザ」として提供して売上になったとして、
店舗には何も価値は生まれないんじゃないか?って思うんだ。
ピザ職人の価値は高まるが提供店舗は少しの売上利益という労働の対価以上に価値は得ることはできない。
まるで下請け工場になったように。。。
一時の売上は見込めても発展には繋がらない気がしてならない。
(昭和の人間だからだろうか?)
ただ、この辺りは「店」をブランドとして見る事業者かどうかで変わってきそうで、
いわゆるゴーストレストランなどの運営する事業者には需要がありそうだ。
ど冷えもんGO
以前のブログでも紹介した「ど冷えもん」の新たなサービスが発表された。
その名も「ど冷えもんGO」だ。
6月にはリリース予定となっている。
サンデンRSの主要株主はあのインテグラルで、
買い取ってすぐにコロナ禍もあって「ど冷えもん」が大ヒットしている。
(旧親会社としては悔しい限りだろう。)
私は「冷凍食品」の業態に注目しており、
特に「ど冷えもん」に関しては直接投資したいと思うくらいの魅力的な事業なのだ。
(なぜ冷凍食品に注目しているかは別記事でいつの日か書きたいと思う。)
ど冷えもんGOにより利便性が格段に上がり、さらに拡大していきそうだ。
ど冷えもんGOの機能としては以下の内容になっている。
・ど冷えもんはどこに設置されているか?
・ど冷えもんではどのような商品が購入できるか?
・商品の在庫や新商品に関する情報も入手できる
これは便利になりそうだ。
いつの日か近所に1台ど冷えもんが設置されている未来が来ることを予想している。
香港人気NO.1のヌードルチェーンの日本上陸
トリドールの傘下のタムジャイグループから
『譚仔三哥米線(タムジャイサムゴー ミーシェン)』の日本初出店が決まった。
日本の第1号店は新宿に出店とのこと。
トリドールがこんな会社買っていたなんて知らなかった。。
丸亀製麺の1本だと決めつけてしまっていた。
商品内容はこんな感じ↓
この価格帯はかなり魅力的だ。
ただトッピングやら定番のレモンティーなどで
トータル1000円は超える設計にはなっていそう。
香港・中国本土・シンガポールでグループ合計で172店舗!
丸亀製麺に続く次のドル箱になりそうな雰囲気がプンプンする。
店舗ビジュアルもおしゃれでヤングな女子たちにもウケそうだ。
ロードサイドでの出店というよりは
街中の路面での展開が軸になっていくのかな?といった感じ。
おわりに
さて今回は飲食店経営4月号の内容を話題にブログを書かせていただいた。
もっと書きたい内容はたくさんあったが、私のレベルではこれが限界だ。
書きたかった話題としては「待ってるだけで売れる“待ち儲け“の立地」や
「タイ屋台999(カオカオカオ)」などは話題にしたかったので残念だが仕方ない。
とりあえず上手になるまではブログを続けていこうと思う。
それではまた!
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