今回は「成功と失敗」について書いていこうと思う。
自分に言い聞かせるシリーズなので、
「だから何やねん」と思ったとしてもお許し願いたい。
結論としては、
「失敗を学ぶ方が再現性が高く成果を出しやすい」と考えた。
いにしえから伝わることわざで「失敗は成功のもと」と言う言葉があるくらいなので失敗について学ぶ方が大事だよねって。
成功法則を学ぶより、失敗を学ぶ方がコスパが良いんじゃないかっていう話。
成功と失敗の再現性
じゃあなぜ失敗から学ぶ方が重要と考えるかというと
成功は再現性が低く、失敗の方が再現性が高いと考えるからだ。
まず成功の要因として、
「再現可能なもの」と「再現不可能なもの」に分けられる。
さらに成功には運や環境の要素が大きく関わってくる。
野球監督で有名な野村克也氏の
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という座右の銘があるように
根拠のない勝ち(成功)が存在する。
(この言葉自体は平戸藩主の松浦清の言葉とされています。)
運によってもたらされた成功が一定数存在するが失敗には必ず原因がある。
そして世に語られている成功論の多くは玉石混交で運の要素で成功したものが成功法則として語られているが、運に再現性がないのは言わずもがな。
特に株式投資においては「成功の再現性が低い」と思っている。
資金量や相場、景気、企業のさまざまな要素の絡み合いで「完全に同じ場面と同じ環境」って無い。
偶然の要素が多い、複雑な要素が絡み合っての成功だからだ。
ゆえに株式投資において学ぶべきは成功パターンより失敗パターンの方が再現性が効いてくると思うんだ。
(うまく伝えれてるか自信はないけど続けていくぅ。)
株式投資での失敗パターンとしては以下のようなものが挙げられると思う。
・短期で資産を大きく増やそうとする
・よく分からない企業の株を買う
・情報誌や誰かのおすすめの株を買う
・損切りができない
・買付余力を残してない
このような「失敗の再現性のもと」を丁寧に回避しよう。
逆説的だが「失敗を回避する=成功に近づく」ってことだ。
(買付余力全然ありません。資金管理できてません。。)
「ここぞという場面でリスクを承知で勝負に出る」意味で
集中投資などはアリだと思うが、よくわからない企業の株を買うのとかはもっての外だと思う。
失敗回避が成功への唯一の道
「成功はアート、失敗はサイエンス」
これはOWNDAYS社長の田中修治さんの書籍での言葉だ。
アートには再現性がなく、サイエンスには再現性がある事になぞらえて
うまく表現されている。(この表現力が欲しいよ)
田中社長も失敗を学ぶことの重要性を説かれている。
世の中のビジネス本のほとんどが「成功本」だ。成功する為の方法や人生を良くする為の方法が書いてある。「あの会社の成功の理由」とか「ヒット商品を生み出す秘訣」といったものが所狭しと並べられ、多くの人が参考にして研究している。
なぜあれほど成功にまつわる本が売れるのだろうか?その答えは簡単だ。なぜならいくら読んでも成功なんてできやしないからだ。
引用:大きな嘘の木の下で
学ぶべきは「失敗するパターン」
成功を学ぶことよりも大切なことは「失敗を管理」することだ。〔中略〕試合は負けなければ勝てる。当たり前だ。大切なのは勝ち方を考える前に、負ける要素を片っ端から潰していくようにする事だ。
引用:大きな嘘の木の下で
「成功は運、失敗は実力」
運はマネできないが失敗は教訓を活かし回避していく事はできる。
なので、どうせ学ぶならば「失敗」から学ぼうって自分への言い聞かせでした。
(それでも成功本も好きで読んでいますよ)
それではまた!!
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